技術コラム

COLUMN

2020.12.17

2021.02.17

旋盤加工
旋盤加工

長尺シャフト旋盤加工における当社の特徴・事例を解説!


はじめに

シャフトは、機械などの「軸」となるもので、自動車部品、医療機器部品、産業機械部品、または船舶などに使用されております。特に、当サイトが手掛けている3mを超えるような長尺シャフトは、産業機器や食品機械などに使用されています。

そこで今回、長尺シャフトの旋盤加工における当社の特徴・事例についてご紹介いたします。

当サイトの特徴について

長尺シャフト加工.comを運用する株式会社キムラテックでは、産業機械、建設機械などの長尺・大型部品を得意としております。特に、旋盤加工機は、社内設備の中でも多くを占め、「汎用旋盤」「NC旋盤」「正面旋盤」など、加工サイズや、製品に見合った加工をお客様にご提供しております。

そして、設計段階から携わらせて頂くことで「VA・VE提案」を実施しており、また材料選定や加工を考慮した、コストダウンにつながる形状設計、熱処理・表面処理選定時のアドバイスなど、幅広くご提案させて頂きます。材料選定から設計、加工まで一貫対応が可能なため、トータルコストダウンを実現いたします。

過去の実績や東大阪の協力工場ネットワークを最大限に活用し、ご提案させて頂きますので、ぜひご相談下さい。

長尺シャフト旋盤加工の製品事例

回転部品 シャフト

本製品は産業用設備に使用される回転部品のシャフトAです。h6(0~-0.022)箇所が両端と中央部にあるため、振れを±0.01以下で旋盤加工する必要があります。中央付近の外径キーは一般的な角キーではなく、丸形状のキーのため、ボールエンドミル工具を使用して特殊なプログラムを作成する必要があります。また、難削材のSUS329J1の加工を行っております。

長尺シャフト 主軸

本製品は産業用設備に使用される長尺シャフトの主軸です。外径は全箇所、研磨仕上げのため振れ精度±0.01以下で旋盤加工を行っています。材質がSUS304のため、刃物の寿命や、熱変位に注意しながら加工する必要がありました。

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